はじめまして!当ブログへようこそ
はじめまして!数あるブログの中から「ゆるふで日和」を見つけてくださり、本当にありがとうございます。管理人の「しおり」と申します。
普段はごく普通の会社員としてデジタルな毎日を送っていますが、キーボードを叩く指をそっと休め、万年筆を手に取る時間が、私にとっては何よりの癒やしです。
キャップを外し、ペン先が紙に触れる瞬間の静かなときめき。インクがじんわりと紙に染み込んでいく様子を眺める穏やかな時間。そんなアナログな世界の魅力にどっぷりと浸かっています。
ほんの数年前まで、私は「万年筆なんて、自分には縁遠い高級品」だと思い込んでいました。けれど、ある日々の習慣がきっかけで、その奥深い世界に足を踏み入れ、今ではすっかりその虜です。このプロフィールでは、そんな私がどんな想いでこのブログを運営しているのか、少しだけお話しさせてください。
私が万年筆の世界に魅了された、ささやかなきっかけ
私が万年筆に深く興味を持つようになったきっかけは、日課にしていた「日記」でした。最初はありふれたボールペンで、日々の出来事や感情をただ書き殴るだけ。それでも毎日続けるうちに、その時間が自分と向き合うための、かけがえのない大切な日常になっていきました。
そんなある日、ふと思ったのです。「この大切な時間を、もっと上質なものにできないだろうか?」と。文字を書くという行為そのものを、もっと味わい深い体験にしたくなったのです。
そして、ただ書くだけでなく、美しい筆記具を「所有する」という喜びにも目覚めました。持っているだけで心が満たされるような、特別な一本が欲しくなったのです。
勇気を出して手にした最初の一本は、私の「書く」という行為の価値観を180度変えてくれました。カリカリ、スルスル、ぬらぬら…。ペン先によって全く異なる書き味。インクの濃淡が織りなす、偶然の美しいグラデーション。そして何より、自分の手の動きに合わせて、想いがそのまま文字になっていく感覚。
それは、単なる「記録」だったはずの日記が、心を豊かにする「創作」へと変わった瞬間でした。この感動を、誰かと分かち合いたい。そんな思いが、このブログを立ち上げる大きな原動力となっています。
「ゆるふで日和」が大切にしていること
このブログのタイトル「ゆるふで」には、二つの想いを込めています。
- 専門家ではない、ひとりの「愛好家」として、”ゆるく”正直な情報を発信したい。
私は文房具業界のプロではありません。だからこそ、皆さんと同じ目線で、実際に使って感じた「良かった点」も「ちょっと気になった点」も、忖度なくお伝えすることを大切にしています。
特に、かつての私のように「何から始めたらいいか分からない」と感じている初心者の方の背中を、そっと押せるような記事を心がけています。 - 筆を走らせる時間が、心を”ゆるめて”くれる。その価値を伝えたい。
忙しい毎日の中で、意識して「手で書く」時間を作ることは、最高のデジタルデトックスになります。このブログが、皆さんの生活の中に、そんな心休まる時間を作るきっかけになれたら、これほど嬉しいことはありません。
記事を執筆する際は、必ず公式サイトで正確な情報を確認し、できる限り自分の手で製品を試し、その上で正直な感想を言葉にするようにしています。皆さんが安心して情報を得られ、そして楽しんでいただける場であることが、このブログの最も大切な約束事です。
私の尽きない探求心と、このブログのこれから
万年筆の世界に足を踏み入れてから、私の探求心は留まるところを知りません。
特に、インクの持つ色彩の無限の可能性には、日々心を奪われています。人はそれを「インク沼」と呼びますが、私にとっては心地よい泉のようなものです。季節の移ろいや、その日の気分に合わせてインクを選ぶ時間は、私にとって瞑想にも似ています。
また、最近では万年筆と相性の良い紙製品(ノートや便箋)の探求にも夢中です。同じペンとインクを使っても、紙が違うだけで書き味や発色が驚くほど変わる。その絶妙な組み合わせを見つけ出した時の喜びは、格別です。
このブログでは、これからも私の「好き」を原動力に、万年筆本体だけでなく、インク、紙、そして「書く」ことにまつわる様々な周辺アイテムの魅力についても、深く掘り下げていきたいと考えています。そして、ゆくゆくは読者の皆さんと交流できるような企画も実現できたら…と、ささやかな夢を抱いています。
最後に、あなたへ
ここまで長いプロフィールを読んでくださり、ありがとうございました。
このブログは、私ひとりで完成させるものではなく、読んでくださるあなたとの交流の中で、より豊かに成長していくものだと信じています。「この記事が役に立った」「こんな情報が知りたい」「私はこのペンが好きです!」など、どんな些細なことでも構いませんので、ぜひ記事のコメント欄などで、あなたの声を聞かせてください。
さあ、一緒にゆるりと、それでいて深く、魅力的な文房具の世界を旅しませんか?
